品川区にある大井競馬場は「地方競馬」というカテゴリーに分類されます。JRA(中央競馬)のグループではありませんが、大井競馬場は東京都23区内にある唯一の競馬場(品川区)。羽田空港や品川駅からも近く、レース観戦、愛馬の様子のチェックにも便利な場所にあります。通常は月~金曜日の平日開催で、3月から11月まではナイターで競馬が行われています(メインレースの発走時間は午後8時10分前後)。
東京シティ競馬(大井競馬場)大井競馬の所属馬は、原則として大井、川崎、船橋、浦和という4競馬場で構成される「南関東競馬」の中でのレースに出走することになりますが、能力がある馬は「南関東の指定レース→JRAのトライアルレース」というステップを経て、日本ダービーや有馬記念などのJRAのすべてのGⅠレースに、大井競馬所属のままで出走することできます。もちろん、そのハードルは決して低くはないですが、夢へのルートは準備されているのです。
地方競馬の馬主資格を取得する必要があります。まずは、地方競馬を管轄する「地方競馬全国協会」に必要書類を提出し、資産や収入などの基準をクリアしているかどうかの審査を受け、問題なければ晴れて馬主としてデビューすることができます。もちろん、佐野厩舎では馬主資格申請の全面的サポートをお約束します。これまでに何人もの新たなオーナー誕生の瞬間に立ち会ってきた佐野厩舎におまかせください。
詳しくはコチラ数十万円から数億円以上まで、馬の価格は本当に幅があります。ひと昔前までは生産牧場との直接取引が主流だったため、それが新規参入の大きな障壁となっていたのですが、最近では、春から秋にかけて、全国で競走馬のセリ市が多く開催されており、予算に応じたオープンな取引が行われるようになってきました。もちろん、ご要望であればセリ市に同行し、購入のアドバイスをすることも可能です。さらに、牧場から直接購入する場合でも、北海道を中心に多くの牧場と広いネットワークを持つ佐野厩舎が、馬選びから入厩の手続きまで責任を持ってお手伝いいたします。
通常の維持費用は、1頭につき1カ月あたり35万円前後です。特殊な治療費等がかかればこれよりもさらに増える可能性はありますが、目安はこの程度とお考えください。愛馬が出走すれば、成績にかかわらず出走手当が主催者から支払われますので(1走あたり15~20万円程度)、コンスタントにレースに出ることさえできれば負担は軽減されることはもちろん、上位の成績を収めればさらに賞金も受け取ることができます。大井競馬の1着賞金は80万円~7000万円で(5着まで賞金あり)、このうち80%が馬主の取り分と決められています。JRA所属馬の維持費用は1頭あたり60~70万円程度ですから、JRAの半額程度の負担でオーナーライフを満喫することができます。